2009年6月20日 (土)

D-1 QL-20 「Trash BOX」vs「OniWa BanSyu」

AGC2009 DivisioN-1 予選リーグ第20試合     2009.6.13 (SAT)

             「Trash BOX」vs「OniWa BanSyu」

D-1予選リーグ最終試合はトーナメントFINAL進出をかけたチーム同士の直接対決!
両チームのここまでのポイント差はわずか14pt。スレイヤーラウンドのカウントポイント
だけで簡単にひっくり返ってしまう差ではあるが、両チームの戦力はほぼ互角と
思われるだけに、このわずかな差が最終的に両チームの明暗を分ける事になるの
かもしれない。既に前日の試合でS-FINAL進出を決めているLower Reg1oNsの選手
にとっても、この試合の勝利チームがS-FINALでの対戦相手となるだけに気になる
ところだろう。地力と経験で勝るTrash BOX!若さと閃きで攻め立てるOniWa BanSyu!
両チームいざ、決戦へ!

ラウンド1 AGC2009 D-1TS AGC Guardian06  
舞台は近距離戦メインとなるAGC Guardian06。立ち上がりでロケットランチャーと
カスタムPUの獲得に成功したOniBanが序盤を有利に進め、一時7カウントのリードを
築くが、相手は経験で勝る百戦錬磨のTB勢。ワープゾーン付近で網を張るOniBan
の布陣を読んでいたかのように的確なダウンを奪うと、18カウント目にその差をイーブン
にまで持ち込んだ。そこから両者1カウントを奪い合う互角の争いとなるが、ラウンド
終盤に多発した近距離戦に強さを見せたOniBanが再びリードを築きあげ、そのまま
ラウンドオーバー!昨年度から「OniBan=近距離戦」と言われる程、接近戦に定評の
あるOniBan。その強さに更に磨きがかかった印象だ。が、MVPを獲得したのはTBの
Not Eku選手。両者まさに互角!

WIN    「OniWa BanSyu」          50 (+15pt)
LOSE  「Trash BOX」          43 

20090613_oniban_vs_tb_r1
MVP  Not Eku  (Trash BOX)(5pt)



ラウンド2 AGC2009 D-1TS  AGC Guardian06

1stラウンドとは対照的に、序盤を制したのはTB。エースhirayamaX0選手がPym選手
に撃ち勝ちランチャーを奪うと、そのまま今度はOniBanサイドのスナイパーを奪取。
スナイパーを持つとプレイヤーの性格が顕著に表れるが、hirayamaX0選手は確実な
エイムで狙いすますタイプではなく、感覚と閃きで撃ち込むタイプ。これはまさにセンス
の成せる技だろう。これに対しOniBanは、ワープゾーンから得意の接近戦に持ち込む
策で序盤の遅れを挽回。試合中盤での両者のスコアはTB 25 vs OniBan 24と、この
ラウンドも接戦の様相を呈する。しかしこの時点でOniBanの主軸であり、接近戦を得意
とするはずのPym選手がまさかのカウントゼロ。今ひとつ流れに乗り切れていない
ようだ。その隙を突き再度リードを奪い始めたTBが最後まで攻めきる形で6カウント差
の勝利。1stラウンドの借りをここできっちりと返し、両者の勝負はオブジェクティブへ
持ち越された。MVPプレイヤーはhirayamaX0選手。序盤のスナイピングは必見!

WIN    「Trash BOX」          50 (+15pt)
LOSE  「OniWa BanSyu」          44
 
20090613_oniban_vs_tb_r2
MVP  hirayamaX0(Trash BOX) (5pt)



ラウンド3 AGC2009 D-1KING AGC THE PIT 5.1

トーナメントFINAL進出をかけた決戦の舞台はJAGA Narrows1.1でのKINGに決定。
既に公表されているように、回線状況の悪化から色々と問題が発生したラウンドと
なってしまった為、両者の力を出し切ったとはいいにくい試合となってしまった。序盤の
回線安定時にリードを築いたのはOniBanだった。第1エリアを51 vs 25で乗り切ると、
続く第2エリアでは109 vs 46とその差を広げる。が、しかし、次の第3エリアで一気に
逆転を許すと、両者入り乱れての乱戦へと発展。チームとしての機能が働かない
悪条件の中で、それぞれが今出来る事を最大限に出し、自分の役割に集中していた
といえる。まるで雨雲が通りすぎるかのように試合後半に再び回線は安定。しかし、
各選手にとってこの5分間の悪夢は、通り雨と呼ぶにはあまりに長く激しいスコール
だった事だろう。途切れそうになる集中力を繋ぎ止めたのは、同条件の中で奮闘する
仲間の存在か。ここまで互角の争いを繰り広げた両者の結末は、運命のいたずらに
よって決着。チームTrash BOXにS-FINAL進出という更なる試練を与えた。仲間が
行動不能に陥る中、チームの勝利を信じ、モチベーションを崩さずにトップスコアを
残したOniBanリーダーPym選手がMVPを獲得。予選最後の試合に「俺、最強」の華が
舞った。

WIN    「Trash BOX」          250 (30pt)
LOSE  「OniWa BanSyu」     205    

20090613_oniban_vs_tb_r3
MVP  Pym(OniWa BanSyu) (5pt)

AGC2009 D-1 予選リーグ第20試合最終結果 

「Trash BOX」          148pt
「OniWa BanSyu」          114pt
 


            
             Over lord Voice !!

Trash BOX  xLASTx選手
「メンバーそれぞれの予定等があって、この試合に向けた練習では集まりが
 悪かったのですが、結果を出す事はできたのでホッとしています。回線が
 良いとは言えない状況でしたが、それはお互い様だと思うので。とりあえず
 トーナメントFINAL進出です!


OniWa BanSyu 
Pym選手
「決勝トーナメントには行けなかったですけど、今季は新メンバー、新体制の中
 で本当に精一杯やれたと思います。最後は悔しい展開となってしまったけど、
 結果は結果。また機会があれば、その時こそ今日のメンバーでリベンジを
 果たしたいです。俺、最強☆」


AGC official eo555

「今試合に関しては色々とお騒がせしてしまいましたが、状況や原因、対策と
 対応を両チーム代表と話し合った結果として、リザルトはそのままでの結果
 確定となりました。TB、OniBanの皆さんにとっては、残念ながらチームの全力
 を出し切れたとは言えない展開だったと思います。一番心配したのは、これに
 より両チームに互いのマイナスイメージが生まれる事でしたが、そんな自分の
 心配が杞憂に終わる程、互いに相手チームに対する配慮が感じられる対応
 でした。DivisioN-1選手が実力とともに、日本トップのプレイヤーとしての自覚
 を持っている事を改めて感じた瞬間でもあります。試合の方に話を戻すと、
 Trash BOXとOniWa BanSyuの実力はほぼ互角だったと感じています。勝敗
 を分けたのはコンディションと運。その2つの要素もコンディションの面で
 勝っていたのはOniWa BanSyuだったといえるでしょう。ただ、もう一つの運
 を味方につける事ができなかった。今試合において、OniBanの強さを最も
 実感したTrash BOXのメンバーが誰よりもそれを感じているのではないで
 しょうか?まさに実力伯仲!どちらがS-FINALへの進出を決めても全くおかしく
  なかった試合です。OniBanの皆さん、お疲れ様でした。そしてTrash BOXの
 皆さんの次の相手は、予選リーグで黒星を喫したLower Reg1oNs。この再戦
 は注目です。

以上の結果で終了しております。両チームの皆様お疲れ様でした。 

JAGL Round④ AGC official eo555 2009.6.10 AM 5:21            

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D-1 QL-19 「Lower Reg1oNs」vs「Self SECOM Sabrina」

AGC2009 DivisioN-1 予選リーグ第19試合     2009.6.12 (FRI)

       「Lower Reg1oNs」vs「Self SECOM Sabrina」

D-1予選リーグも第19試合目「Lower Reg1oNs」(LR)と「Self SECOM Sabrina」(3S)
の対戦。両チームにとって、この試合が1stステージの最終戦となります。ここにきて
技術、モチベーションに更に磨きがかかってきたLR。対するは1st STAGE総合6位が
確定してしまっているものの、OVER DivisioNに向け弾みをつけたい3S。大方の予想は
Reg1oNs圧倒的優勢とされながらも、今試合は両チーム接戦となる白熱の試合と
なりました。今試合のレポートはBeckthがお伝えします!

ラウンド1 AGC2009 D-1TS AGC THE PIT 5.1  
いよいよ始まった両チーム予選リーグの最終試合。開始17秒でいきなりのダブルキル
を獲得したL1Gsawwwwww選手に対し、3Sも負けじとエース級の強さを見せるRainasu
選手とおなじみPEOGEOT 206選手がカウントを取り2対2で両チーム互角のスタート。
だが、時間の経過とともに両チームの差は開き始め、1分33秒で既にLR 19対 3S 9と
10カウント差となってしまった。更にこのMAPでのパワーウェポンであるスナイパー、
ロケットランチャーを手にしたLRは鬼神の如く3Sに猛攻撃を仕掛ける。復活する度に
相手に囲まれ、全くペースを掴むことができない3Sも数少ないチャンスを活かそうと
するがまるで歯が立たない。暫定とはいえ同じD-1でも両者の実力差はこんなにも
あるものなのか…3分32秒に40対20とダブルスコアとされた3S。sabrina選手をはじめ、
3S勢が必死の抵抗を試みるも巻き返しは難しく、5分11秒 50対35LR勝利でラウンド
オーバー。勝利したLRは4人中3人が14カウントで並んだのに対し3Sのトップスコアがmatu1216選手の11とまったく敵わない状況で終わってしまった。前戦に続き、ここの
ところ好調をキープするJ1Gsawwwwww選手がMVPを獲得した。。

WIN    「Lower Reg1oNs」          50 (+15pt)
LOSE  「Self SECOM Sabrina」          35 

20090612_lr_vs_3s_r1
MVP  J1Gsawwwwww  (Lower Reg1oNs)(5pt)



ラウンド2 AGC2009 D-1TS  AGC THE PIT 5.1

今ラウンド、今まで見てきた1stステージの中で1番の盛り上がりを見せたといっても
過言ではない。接戦に次ぐ接戦。是非MVP動画をご覧いただきたい。1stラウンド同様
大差をつけて勝利を目指したLRだったが、どこか余裕のようなものが感じられたのは
気のせいか?だが、その余裕を黙って見過ごす程3Sは甘くない!押せ押せで試合を
進めるLRが序盤のリードを築き上げる展開。今ラウンドもこのままで終わってしまうか
に思えたが、あきらめない3Sはチームの連携を高め、同点、そして逆転へと勢いを
増す。前ラウンドとは何かが違うと感じたLRも40秒後には同点。しかし、またすぐに
3Sに逆転を許してしまう。前回とは明らかに違う。全く歯が立たないと言っていい程、
実力差があるように思えたが、中盤まで試合を支配していたのは3Sだった。以降
抜きつ抜かれつの激しいカウント争いが発生!最初に40カウントに到達したのは、
今ラウンド勢いに乗った3S!!後は冷静に1カウントずつ重ねて行けば勝てる・・
誰もがそう感じたに違いない。が、ここからが本当の勝負とばかりに3Sの勢いに
完全に追いついたLRが 47対46で逆転!ここでzip FM 778MHz選手のシールドを
剥がし、後1発当てれば再度同スコアにというところまで追い詰めたRainasu選手が
やられてしまった。LR hajime0088選手の援護射撃である。勝負はここで着いた。
7分59秒。LR 50 対 3S 48でラウンドオーバー。実に惜しい結果となった3S。が、その
健闘を称えるかのように、両チーム合わせて断トツのトップスコアを残したRainasu
選手がMVPを獲得した。6位とはいえ日本トップクラスである事に違いは無い3S。
その実力を証明したラウンドとなった

WIN    「Lower Reg1oNs」          50 (+15pt)
LOSE  「Self SECOM Sabrina」          48
 
20090612_lr_vs_3s_r2
MVP  Rainasu(Self SECOM Sabrina) (5pt)



ラウンド3 AGC2009 D-1KING AGC THE PIT 5.1

これでほぼファイナル進出確実となったLRは、オブジェクティブルールにKINGを選択。
これに対して3Sは、マップにAGC THE PIT 5.1を指定。両チームの最終ラウンドが
開始された。開始直後に先手を取ったLRだったが、すぐに3Sが逆転。開始1分で
30対6と差を広げる。その後両チームとも交互にエリアを支配し、開始2分で57対22
と3Sが35カウントまで広げた。このラウンドこそ勝利を掴みたい3Sではあったが、
やはりLRの実力は伊達ではなかった。2分48秒から怒涛の追い上げを見せたLRが、
一時60カウントまで開いていた差を40秒後には86対66と、その差を20にまで縮める。
その後、1度は3Sに支配されるも開始4分00秒でついに逆転!この時点でLR 90対3S 89。ここから乱戦に持ち込みたい3Sだったが、逆に差を広げられてしまう形となり、
9分43秒 LR 250に対し3S 185カウントでラウンドオーバー。1stラウンドに続きLRの
J1Gsawwwwww選手がMVPを獲得。2ndラウンドでもうまくチームが機能していれば、
トリプルクラウンも獲得できたかもしれない。

WIN    「Lower Reg1oNs」          250 (30pt)
LOSE  「Self SECOM Sabrina」     158    

20090612_lr_vs_3s_r3
MVP  J1Gsawwwwww(Lower Reg1oNs) (5pt)

AGC2009 D-1 予選リーグ第19試合最終結果 

「Lower Reg1oNs」          170pt
「Self SECOM Sabrina」          83pt



            
             Over lord Voice !!

Lower Reg1oNs  VeX4tioN選手
「トーナメントFINAL進出は想定通り!序盤はうちもチームとしての完成度が
 まだまだ低くて、Next DimensioNに全く歯が立たずに負けてしまったのですが、
 FINALでは成長したLower Reg1oNs全員の力でNext DimensioNにリベンジ
 を果たしたいと思います。


Self SECOM Sabrina 
sabrina選手
「最初の意気込みはどこへやら?といった感じですが(笑)チームとして戦う事の
 難しさがよくわかりました!予選最終試合でLower Reg1oNsを相手に良い
 勝負が出来た事は自分達が一番驚いているかも?Rainasuさんにはとても
 活躍してもらっていて、ホントRainasu様々って感じですよ。OVER DivisioNも
 頑張ります。さすがに負けられません!


AGC official beckth

「ファイナル進出が決定したLR。現在トップのNext DimensioN打倒を掲げている
 だけに、周囲からも期待がかかる。練習に励んで頂きたい。対する3Sは非常
 に残念な結果となった。特に2ラウンド目は両者の実力差はほぼ無いに等しい
 といえる。入れ替え戦に向けモチベーションを落とさず、D-1で戦ってきた経験
 を見せ付けてやってほしい。2ラウンド目のような戦いが出来れば、必ず良い
 結果が待っているはずだ。

以上の結果で終了しております。両チームの皆様お疲れ様でした。 

JAGL Round④ AGC official beckth 2009.6.19 PM 16:30            

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2009年6月12日 (金)

D-1 QL-18 「Next DimensioN」vs「Trash BOX」

AGC2009 DivisioN-1 予選リーグ第18試合     2009.6.6 (SAT)

         「Next DimensioN」vs「Trash BOX」

今試合を含め、残すところあと3試合となったAGC D-1予選リーグ。この最終局面で、
遂に勝負の時を迎えた今季の2大トップチーム。ここまで全ラウンド無敗を誇り、全勝
での予選1位通過という偉業をかけた試合に臨む、常勝クラン「Next DimensioN」!
そのNDの独走を阻むべく、最後にして最大の壁、連携の魔術師「Trash BOX」が
立ちはだかる!全勝をかけたNDに対し、TBがこの試合にかけるのはトーナメント
FINALへの進出権。翌週のOniWa BanSyuとの直接対決を前に、ここは1ptでも多く
獲得しておきたいところだ。FINALでこの両チームが相見える事があるとすれば、
それは2009DivisioN-1 1st STAGEの頂点をかけた舞台のみ。この試合が今後の
両チームへどのような影響を与えるのかも気になるが、それよりもまず、この日本
Haloプレイヤーを牽引し続けるトップチーム同士の対決を存分に楽しみたい!

ラウンド1 AGC2009 D-1TS JAGA MID NOTE  
開始と同時にBRの応酬となるMID NOTE。この試合も例外なく、スタートと同時に
両陣営からBRが飛びかう激しい幕開けとなった!まずリードを築いたのはND。連携も
然る事ながら、マップ各所で行われる1vs1の個人技においてわずかながらTBを
上回る。しかし勝負において、このわずかな差が決定的な戦力差となる事も確かで、
まるでそれを証明するかのようなNDメンバーの強さが印象的だ。この個人の強さに
対しTBは得意の連携で勝負を挑むが、個人での遊撃主体のNDの動きが常に連携の
一角を崩していく為に、なかなかメンバーの繋がりを保てない。この試合久々のスタメン
登場となったリーダーRascaLLL選手がマップを熟知した多彩な攻めを見せ、チームの
柱として奮闘するもNDの勢いは止まらず。日本トップチーム同士の一戦、その1st
ラウンドはNDが勝利!全勝まであと2つと迫った。MVPは今季初獲得となったNDの
HeaVen Scream選手。

WIN    「Next DimensioN」          50 (+15pt)
LOSE  「Trash BOX」          38 

20090606_nd_vs_tb_r1
MVP  HeaVen Scream  (Next DimensioN)(5pt)



ラウンド2 AGC2009 D-1TS  JAGA MIDNOTE

2ndラウンドはほぼ互角の立ち上がり。DivisioN-2チームInFeRNoから電撃移籍を
果たしたaka ACE 7選手が苦戦を強いられる一方で、2ndラウンドに入り1stラウンドの
不調から復活を果たしたのはTBのエースhirayamaX0選手。2ndラウンドからダブル
ハンド主体の火力と足を生かした攻めにシフトし、カウントを稼ぐ。中盤になっても
両チームのカウント差は2~3を保ったまま。まるで筋書きでもあるかのようなバランス
で試合は展開してゆく。終盤にはNDが一時6カウントのリードを奪うが、最後まで勝利
をあきらめないTBの猛攻に会い、カウントは49 vs 43から一気に49 vs 47へ!あわや
TBの逆転勝利かと思われたが、最後はhalomom選手がその流れを断ち切って
ラウンドオーバー。MVPプレイヤーは50カウント目を決めたhalomom選手。

WIN    「Next DimensioN」          50 (+15pt)
LOSE  「Trash BOX」          47
 
20090606_nd_vs_tb_r2
MVP  halomom (Next DimensioN) (5pt)



ラウンド3 AGC2009 D-1KING AGC THE PIT 5.1

いよいよ予選リーグ完全勝利まであと1勝と迫ったND!注目のオブジェクトルールは
THE PIT 5.1でのD-1 KINGで争われる事となった。セオリー通りであり、この両者が
争う舞台にふさわしいルール&マップの組み合わせといえよう。このラウンドも両チーム
の立ち上がりはほぼ互角となった。序盤の鍵となるカスタムP、とロケットランチャーを
それぞれのチームが獲得する珍しい展開だ。最初のエリア移動までのカウントは
ND 49 vs TB 38。しかし、続く第2エリアの攻防でほぼ完璧なディフェンスポジションに
付く事に成功したNDが、ここで一気にカウント差を広げ、ND 110 vs TB 51へ。更に
第3エリアでは一時エリア争奪で乱戦となるも、一度エリアを占拠したNDの守りは堅く、
相手を寄せ付けない。それに加え、エリア外の選手が遊撃隊として相手陣営まで
攻め入る事でエリアまで無事では辿りつかせないという非常に攻撃的なディフェンス
も展開。これによってTBはリスポーン後もすぐに強制的に戦闘状態へ持ち込まれる
形とされ、本来の強さを発揮できない。まさにTBのお株を奪うかのようなチームプレイ
を見せたND。その後も果敢に攻めるTBを寄せ付けず、第5エリア終了と同時に
ラウンドオーバー。カウント差ダブルスコアと最後の最後でNext DimensioNの力が
輝きを放った。MVPは巧みなフットワークで常にクリエイティブなプレイを魅せるNDの
天才型プレイヤーFomalhaut15選手!

WIN    「Next DimensioN」          250 (30pt)
LOSE  「Trash BOX」          125    

20090606_nd_vs_tb_r3
MVP  Fomalhaut15(Next DimensioN) (5pt)

AGC2009 D-1 予選リーグ第18試合最終結果 

「Next DimensioN」          150pt(175pt-25pt)
「Trash BOX」          85pt
 

※チームNext DimensioNが当日選手登録したプレイヤーを試合で起用しましたので、
    大会規定に則り、チームNext DimensioNの予選リーグ獲得ポイントを-25ptと
    します。

            
             Over lord Voice !!

Next DimensioN  aka ACE 7選手
「先週までD-2で戦っていましたが、今試合からD-1チームへの参加が決まり、
 強い選手、チームと戦えるのが嬉しいです。不安もありましたが、チームでの
 練習が事前に出来たのでそれが結果に繋がったと思います。まぁなんていうか
 びっくりするほどユートピアって事で!


Trash BOX 
JS ASUKA選手
「やられてしまいました。NDの強さは流石といった感じでしたね。でも自分達には
 あと一試合残っていますので、最後もチーム皆で勝ちに行きます!!」


AGC official eo555

「ND vs TB!今季のAGCに君臨する2大勢力同士の直接対決は舞台が
 MID NOTEという事もあり、その個人スキルを如何なく発揮する試合となった
 のではないかと思います。aka BarK選手不在というのが残念でしたが、それは
 同時にAGC初のDivisioNアップ選手を生み出す事に繋がり、AGCの歴史の
 上でまた一歩前に前に進む結果となりました。D-2から才能ある選手の移籍
 が行われたり、逆にD-1昇格を狙うD-2チームの切り札としてD-1選手を迎え
 入れるなどの活動が活発になるのは、運営的にはある程度の規定が必要と
 され、時にはチーム間に問題が発生する事もあるかもしれませんが、同時に
 他プロスポーツのような観る側の楽しみも増しますし、より洗練された環境を
 生み出す事に繋がると感じています。試合の方に話を戻すと、NDが予選全勝
 という快挙を成し遂げ、前評判通り、もしくはそれを上回る結果で自らの力が
 本物である事を証明して見せてくれました。彼等に更なるステージを与えて
 あげたい!そう思う方が増える事を願うばかりです。何故ならその実力は、
 韓国、米国等のプロプレイヤーの実力にも匹敵するものなのですから!」

以上の結果で終了しております。両チームの皆様お疲れ様でした。 

JAGL Round④ AGC official eo555 2009.6.10 AM 2:30         

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2009年6月11日 (木)

D-1 QL-17 「OniWa BanSyu」vs「Lower Reg1oNs」

AGC2009 DivisioN-1 予選リーグ第17試合     2009.6.5 (FRI)

        「OniWa BanSyu」vs「Lower Reg1oNs」

D-1 第17試合目は、トーナメントFINAL進出枠を争う「OniWa BanSyu」(以下OB)
と「Lower Reg1oNs」(LR)が対戦。現在暫定2位のLRと前節で4位まで後退してしまったOB。両チームともベストメンバーで臨む負けられない試合となった。この試合の
レポートはBeckthがお伝えします。

ラウンド1 AGC2009 D-1TS JAGA MID NOTE  
このMAPはいかにBRを上手く使用し中・遠距離で相手を倒すかが勝負の決め手と
なる。先手を取ったLRは終始ペースを乱さず、OBの追撃を許さない。BR・グレネード
が烈しく飛び交う中、猛攻を見せるLRは試合中盤で10カウント差をつけ早くも勝利を
確信したのか、以降は余裕を持った試合展開でカウントを稼いでいく。だが、カウント
差は開けども実力差が拮抗している両チーム。リードを許してしまったOniBanは、
なかなかその差埋める事ができず4分45秒、50対38でラウンドオーバー。LRが勝利。
BRだけではなくSMGも上手く駆使しながらダブルキルを2度奪う活躍を見せたLRの
J1Gsawwwwww選手が獲得した。

WIN    「Lower Reg1oNs」          50 (+15pt)
LOSE  「OniWa BanSyu」          38 

20090605_lr_vs_oniban_r1
MVP  J1Gsawwwwww  (Lower Reg1oNs)(5pt)



ラウンド2 AGC2009 D-1TS  JAGA MIDNOTE

ラウンド1と同じく同MAPでのチームスレイヤー。前ラウンドのように勢い良く進めたい
LRではあったが、意地でも負けられないOBの攻めに悪戦苦闘し、カウント10までは
一進一退。両チーム1度ラウンドを経験している為、動きは1ラウンド目よりお互いに
更に鋭さを増し、接戦になるのではと思われた。しかし、開始2分で両者のスコアは
LR25対OB15。とラウンド1と同展開の10カウント差をつけられてしまったOniBan。
LRの破竹の勢いは昨年度個人総合1位の実力者、OniBanリーダーPym選手の力を
以ってしても止められず!4分25秒。1ラウンド目より20秒も早く50対39で決着。トップ
スコアラーとなったVeX4tioN選手がMVPを獲得した。

WIN    「Lower Reg1oNs」          50 (+15pt)
LOSE  「OniWa BanSyu」          39
 
20090605_lr_vs_oniban_r2
MVP  VeX4tioN (Lower Reg1oNs) (5pt)



ラウンド3 AGC2009 D-1BALL AGC Guardian06

このまま全ラウンド勝利でファイナル進出に大きく踏み出したいLRと、何としてでも
このラウンドだけは物にしてイーブンで終えたいOB。このラウンドの勝敗は、恐らく
後々のチームランキングに大きく影響してくる。この日のオブジェクティブは、AGC THE
PIT 5.1にてのD-1KING。運命のラウンド3が開始された。ここまで幾度となくこのMAP
でのKINGを経験したOBは、序盤からしっかりとエリアを支配しカウント数を稼ぐ。
開始2分50秒時点では55カウントのリードを築いたOB。このまま突き進むかと誰もが
思った。しかし、開始4分の時点でまさかの逆転を許してしまった。してやったりのLR。
体制の立て直しを図るOBだったが、一度崩された連携をみすみすと再編させるLRでは
無い。30→40とカウント数を広げられ、9分43秒、LR250対OB185でラウンドオーバー。
この日好調だったLRのJ1Gsawwwwww選手が2度目のMVPを獲得。

WIN    「Lower Reg1oNs」          250 (30pt)
LOSE  「OniWa BanSyu」          185    

20090605_lr_vs_oniban_r3
MVP  J1Gsawwwwww(Lower Reg1oNs) (5pt)

AGC2009 D-1 予選リーグ第17試合最終結果 

「Lower Reg1oNs」          175pt
「OniWa BanSyu」          77pt
 


            
             Over lord Voice !!

Lower Reg1oNs  zip FM 778MHz選手
「突然メンバー入りしたのですが、チームの皆を信じてましたし、連携もうまく
 取れていたと思います。勝てたのはチーム皆の力です。


OniWa BanSyu 
paragearr選手
「今回がデビュー戦だったのですが、チームの足を引っ張ってしまい何も
 できませんでした。ですが後一戦残っているので頑張ります。勝ちます!!」


AGC official beckth

「この全ラウンド勝利で一気にポイント数を稼いだLRは、ファイナル進出に向け
 大きな手応えを掴んだはず。対するOBも決して悪い試合運びではなかった。
 特に3ラウンド目は序盤のリードを守りきれれば、十分に勝利の可能性が
 あったように思う。S-FINAL進出をかけて最後の試合に臨む両チーム。その
 戦いを最後まで見届けたい。

以上の結果で終了しております。両チームの皆様お疲れ様でした。 

JAGL Round④ AGC official beckth 2009.6.10 PM 22:07         

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2009年6月 4日 (木)

D-1 QL-16 「Round④D-1」vs「Trash BOX」

AGC2009 DivisioN-1 予選リーグ第16試合     2009.5.30 (SAT)

              「Round④D-1」vs「Trash BOX」

土曜日のみの1DAYとなった今週末のAGC DivisioN-1。対戦カードは実に3週ぶりの
登場で、これが4試合目となる暫定5位のTrash BOXと、早くもこれが予選リーグの
最終試合となる暫定4位Round④D-1という対照的な組み合わせ。両チームの残り
試合数とここまでの獲得ポイントを考慮するとTrash BOXがRound④D-1と順位を
入れ替えるのは時間の問題だが、R④D1としては自らの試合でポジションが替わる
のは避けたいところ。また、この試合結果次第ではOVER DivisioN枠が確定となって
しまう為、なんとしても勝って予選リーグを終え、今後の望みを繋げたい事だろう。
TBにとっても、ZOAの離脱によって3強から2強へと替わったD-1勢力図の中で、唯一
NDを追いかけるチームとなった今、1位通過をかけた直接対決前に少しでもポイント
を稼ぎ、同条件に持ち込んでおきたいところだ。OVER DivisioN枠から逃れるべく勝利
を渇望するR④D1。FINAL進出を決め、ND追撃体制を整えたいTB。両チームの立場
は違えど、勝利に対する欲求は同じである。

ラウンド1 AGC2009 D-1TS JAGA MID NOTE  
今試合から舞台はJAGA MIDNOTE。オープンスペースの多いAGCオリジナルMAP
である。昨年のFINALを彷彿とさせるのは開始と同時に鳴り響いたBRバーストだけ
では無く、昨年ここで共に栄冠を掴んだIAのメンバーが奇しくもライバルとなり、今再び
顔を揃えているからかもしれない。序盤ペースを掴んだのはR④D1。今試合から復活
を遂げたSioIV選手が、久々の出場とは思えない立ち回りでチームを引っ張る。が、
それと対照的に苦戦を強いられたのはチームメイトのvNeon選手。MIDNOTEでの
試合経験を持つプレイヤーとの差が表れているのか、なかなかMIDNOTE独特の
ペースを掴む事が出来ない。中盤戦に入ると両チームの差は更に埋まり、リードを
奪い合う展開へ。TBはSioIV選手同様、久々のスタメン出場となった元IAのpopo2選手
を軸にする形でカウントを稼ぎ、終盤に奪ったリードをそのまま守りきる事に成功。
MVPは終盤にカウントを伸ばしたTBの主力、xLASTx選手!

WIN    「Trash BOX」          50 (+15pt)
LOSE  「Round④D-1」          41 

20090530_r4_vs_tb_r1
MVP  xLASTx  (Trash BOX)(5pt)



ラウンド2 AGC2009 D-1TS  JAGA MIDNOTE

popo2選手の長いインターバル!?の後に始まった2ndラウンド。背後に迫るD-2の
影を振り払いたいR④D1だったが、開始直後から9 vs 2と一方的にリードを奪われて
しまう。しかし、この劣勢が逆にR④メンバーの感性を研ぎ澄ました。K 2the AgrrA &
SioIVの元IAコンビの活躍により傾きつつあった流れを引き戻すと、それを機にエース
としての地位を築きつつあるsuper ryooooooo選手が、まるでこれまでの経験地差を
埋め終えたかのような立ち回りを見せはじめる。それに伴って、1stラウンドで苦戦を
強いられたvNeon選手もアシスト面で活躍!しかし相手は2強Trash BOX。R④D1の
加速するペースにも的確に対応し、支配権を渡さない。1カウントを争う大接戦の末、
一瞬早く50カウントに達したR④D1が2強TBから値千金の逆転勝利を飾った!
MVPはsuper ryooooooo選手。リプレイを見てもらうとわかるが、常に周囲の情報を
吸収する激しい視点移動と、それを可能にする反応速度が凄まじい。

WIN    「Round④D-1」          50 (+15pt)
LOSE  「Trash BOX」          48
 
20090530_r4_vs_tb_r2
MVP  super ryooooooo (Round④D-1) (5pt)



ラウンド3 AGC2009 D-1BALL AGC Guardian06

両チーム1勝1敗で迎えた最終ラウンド。ダウンポイントでわずかにリードを築いた
Trash BOXが選んだオブジェクティブルールはD-1BALL。これに対しR④D1は、
MAPにAGC Guardian06を指定。セオリー通りのルール&MAPで勝利を狙う。試合は
序盤から両チームともに高レベルの牽制を仕掛け、まるでスレイヤールールを
行っているかのような展開。銃弾が絶え間なく飛び交う中、一瞬の隙を突きボール
の奪取に成功したのはR④D1のvNeon選手。TBの激しい反撃にダウンを奪われる
ものの、そのボールを今度はsuper ryooooooo選手がキープし、62 vs 0と大きなリード
を築いた。これに対しTBは、Not Eku選手がマップ構造を巧みに利用したポジションで
カウントを稼ぐと、そのボールを引き継ぐ形でxLASTx選手が更にカウントを伸ばし
逆転に成功。その後は両チームによる一進一退の攻防が続いたが、積極的に
ボールを奪うsuper ryooooooo 選手をがっちりと守りきったRound④D-1が、最終試合
にして今季初となるオブジェクティブラウンド勝利を強豪Trash BOXから奪った。この
勝利によってR④D1の勝ち越しが決定!OVER DivisioN枠脱出へ最後の意地を
見せた。MVPはチームのサポートを受けつつ攻守両面で活躍を見せた若きエース
super ryooooooo選手が、2ndラウンドに続き獲得!

WIN    「Round④D-1」          200 (30pt)
LOSE  「Trash BOX」          147    

20090530_r4_vs_tb_r3
MVP  super ryooooooo(Round④D-1) (5pt)

AGC2009 D-1 予選リーグ第16試合最終結果 

「Round④D-1」          146pt
「Trash BOX」          118pt
 


            
             Over lord Voice !!

Round④D-1  SioIV選手
「久々のAGCでエイムの面で戸惑ったものの、立ち回りや連携でうまくカバー
 できたのでなんとかなりました。チームの勝利に貢献はできたと思います。


Trash BOX 
popo2選手
「どのラウンドも均衡した良い試合だったと思います。」

AGC official eo555

「試合日程の進行が対照的な2チームの対戦となった今試合。この結果が
 全体にどのような影響を及ぼすのかは最後までわかりませんが、非常に
 見所の多い試合だったと思います。また、両チームの主力が昨年度の覇者、
 INn4TE AV1L1TYのメンバーだったという点も面白いですね。共に栄冠を
 掴んだ仲間が今季は最大のライバルとなって目の前に立ちはだかる。
 プロスポーツではよくある事ですが、このような選手達のストーリーというか
 情報を知っていると、試合自体の楽しみ方も広がっていきますね。ここまで
 予選で苦戦を続けてきたR④D1が、最終試合で強豪TBから見事な逆転勝利
 を奪った。でもその裏には
TBの主力不在という事実がある点も見逃せません。
 エースであるhirayamaX0選手、そしてリーダーLa La La RascaLLL選手、
 この両選手がスターティングメンバーに顔を揃えていたなら、試合の行方は
 また違ったものとなっていた事でしょう。この結果はTBにとって、もしかすると
 シミュレーション通りの事なのか?なんていうのは考えすぎでしょうか??」

以上の結果で終了しております。両チームの皆様お疲れ様でした。 

JAGL Round④ AGC official eo555 2009.6.4 AM 3:55      

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