2009年5月28日 (木)

D-1 QL-13 「Trash BOX」vs「infected ZOA」

AGC2009 DivisioN-1 予選リーグ第13試合     2009.5.22 (FRI)

              「Trash BOX」vs「infected ZOA」

                                               NO GAME

暫定ランキングでトップを走るNext DimensioNを追う3強、Trash BOXとinfected ZOA。

非常に高いスキルを誇るチーム同士による好試合が予想された一戦だったが、
infected ZOAの1st STAGE棄権が決定した事によりNO GAMEという残念な結果と
なってしまった。これを受け、JAGLはinfected ZOAに対し、今シーズンいっぱいの
エントリー停止処分を決定。デビュー以来快進撃を続けてきた
彼等の活躍を、今季の
AGCで見る事は出来なくなってしまった。だが、infected ZOAはクラン解散というわけ
ではなく、今後もメンバーのスケジュール調整を行いながらクラン活動は行っていく
との事。ファンや彼等のライバルにとっても一安心といったところではないだろうか。
最短で行けば、来シーズンの開幕時には再び彼等の活躍が見られるかもしれない。
ZOAの復活は
DivisioN-2からの再出発という形となるが、彼等の実力を持ってすれば
D-1昇格は時間の問題だろう。むしろ、DivisioN-2で彼らの力を目の当たりにするはめ
になる対戦相手が心配なくらいである。

JAGL Round④ AGC official eo555 2009.5.28 PM 22:42

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D-1 QL-14 「Lower Reg1oNs」vs「Round④D-1」

AGC2009 DivisioN-1 予選リーグ第14試合     2009.5.23 (SAT)

       「Lower Reg1oNs」vs「Round④D-1」

前日にinfected ZOAの今シーズンの棄権が正式に決定となった事で、今週末唯一の
試合となったRound④D-1とLower Reg1oNsの一戦。ZOAのリタイアによって両チーム
ともに暫定ランキングが一つ繰り上がり、4位と5位の対戦という事になる。ここで
大きなポイントとなるのがDivisioN-1とDivisioN-2の入れ替え戦となるOVER DivisioN
の参戦枠。正式な発表が持ち越されているが、D-1から生存をかけてODに参戦
しなければならなくなるのは、今のところ最下位から順に2つのチーム、6位と5位の
可能性が高い。。つまり、4位と5位が争うこの試合は、OD参戦枠から抜け出す争い
に直結するという事だ。特にポイント的にも微妙な立場にあるRound④D-1にとっては、
勝てばFINAL進出が、負ければOD参戦が極めて濃厚になるという、今後の明暗を
分ける重要な一戦となる。今試合のレポートはeo555がお伝えします。

ラウンド1 AGC2009 D-1TS  AGC Isoration03  
ランキングをかけた直接対決、その1stラウンド。まずは序盤、DIKZ選手のスナイプ
でリードを奪ったR④D1だったが、マップ地下での乱戦を数で押し込んだReg1oNsが
15カウント目にイーブンまで流れを引き戻す。このまま両者互角の勝負が展開されて
いくものと思われたその直後!R④D1のグレネード投郷ミスから生まれたチャンスを
生かしたReg1oNs、hajime0088選手が、わずか20秒足らずの間にダブルキルを2度
奪う見事な働きを見せ、一人で一気に4カウントのリードを築いた。更に、これに
よるリスポーンで一箇所へ押し込められてしまう事となったR④D1は、バランス良く
マップ上へ散開したReg1oNsに常に包囲される形となる。この形に持ち込まれた時の
立ち回りの難しさは選手なら誰もが知っているところ。逆の立場から言えば、この
チャンスを逃すような甘さを残すチームはD-1クラスには無いといえるだろう。そして
Reg1oNsもそのD-1クラスで戦うチームの一つである。MVPは、若手の成長を見守り
ながら、自身も選手として更に成長を続けるReg1oNsリーダーVeX4tioN選手。

WIN    「Lower Reg1oNs」          50 (+15pt)
LOSE  「Round④D-1」          35 

20090523_r4_vs_lr_r1_2
MVP  VeX4tioN  (Lower Reg1oNs)(5pt)



ラウンド2 AGC2009 D-1TS  AGC Isoraiton03

続いて行われた2ndラウンド。良い形で1stラウンドを収めたReg1oNsの勢いは更に
加速し、今度は立ち上がりから先制する。対するR④D1は警戒を強めて慎重な攻めを
見せるが、Reg1oNsの攻勢からなかなか抜け出す事が出来ない。モンタージュに
見られるような派手なプレイとは対極に位置するような、堅実な試合運びを見せる
Reg1oNsからは、勝利に対する彼等の気迫が滲み出ているような印象を受ける。
開始から4分を過ぎたところでカウントはReg1oNs 25 vs R④D1 16。更に警戒を強める
R④D1に対し、リードを奪いながらも慎重な姿勢を崩さないReg1oNs。試合は長期戦の
様相を見せ始めるが、一つ一つの争いに対するサポートや意識の度合いに勝った
Reg1oNsが確実なカウントを積み重ねる形で勝利。特に近距離の対応に勝っていた
ように見える。MVPは16カウントを奪いチームの勝利に貢献したRYUTA JP選手!

WIN    「Lower Reg1oNs」          50 (+15pt)
LOSE  「Round④D-1」          33
 
20090523_r4_vs_lr_r2
MVP  RYUTA JP (Lower Reg1oNs) (5pt)



ラウンド3 AGC2009 D-1KING JAGA CStruct1.1

前戦はTS2ラウンドで勝利を奪いながらも、このオブジェクトで敗北した事によって
初勝利を逃したReg1oNs。開始前にリーダーVeX4tioN選手からメンバーに対し、注意
が呼びかけられた。Reg1oNsが選んだルールはD-1KING。これに対してマップ選択権
を持つR④D1は、JAGA CStructを指定。ZOA戦同様、セオリーと異なるマップ選択で
乱戦に持ち込む構えを見せる。そしてその予想通り、試合は開始直後から大乱戦!
開始直後のエリアが全くのオープンスペースだった為、常にグレネードによる爆発の
中を銃弾が飛び交う修羅場と化す。2分後に発生したエリア移動の時点のスコアは
Reg1oNs 44 vs R④D1 14。まだまだ勝負はわからないカウント差だ。しかし、続く
第2エリアの攻防で後手を踏んでしまったR④D1。正面突破ではReg1oNsからエリアを
奪い返せないという判断からか、回り込んで不意を付く策に出るが、マップ構造上
これが裏目に出る形となる。しかもReg1oNsはエリアに1名、ディフェンスと兼任する
サブオブジェクターに1名を配置し、残り2名が遊撃に回るシフトを組んでいる為、
エリアに方向に集中するR④D1が逆に裏を取られる事となってしまった。その後も
エリアの守備において一つ上の戦術を見せたReg1oNsが 250 vs 84と大差をつけての
勝利!そしてReg1oNsにとってはこれがフルポイント初勝利となった。MVPは1st
ラウンドに続き、ここまでチームを牽引してきたVeX4tioN選手!おめでとう!

WIN    「Lower Reg1oNs」          250 (30pt)
LOSE  「Round④D-1」          84

20090523_r4_vs_lr_r3_2
MVP  VeX4tioN  (Lower Reg1oNs)(5pt)

AGC2009 D-1予選リーグ 第14試合 最終結果 

「Lower Reg1oNs」          175pt
「Round④D-1」          68pt
   


            
             Over lord Voice !!

Lower Reg1oNs hajime0088選手
「ラウンド勝利はあったのですが、試合結果としてはこれが初勝利となるので
本当に良かったです。次も絶対勝ちます!


Round④D-1 
DIKZ AthenaAres選手
「慣れていない事もありますが、今回のマップは複雑化されていて普通の
  Isorationよりも難易度が高かったです。チームとしても色々と課題が見つかる
 試合になったと思います。結果は負けてしまいましたが、メンバーそれぞれが
 自分の限られた時間の中で頑張っているので、最後までベストを尽くそうと
 思います。」


AGC official eo555

「前日のZOAのリタイアによって暫定順位が4位と5位になった両チームの
 直接対決。予選リーグ終盤におけるその勝敗は、そのままOVER DivisioN枠
 に直結する事になる為、互いに譲れぬ一戦となりました。前戦で初勝利を
 飾った事で勢いづいていたR④D1でしたが、Reg1oNsの成長度はその勢いを
 大きく上回るものだったと思います。実際、この組み合わせが予選リーグ序盤
 で行われていたら、勝敗は又違ったものとなっていたかもしれません。開幕から
 ここまでの短期間でReg1oNsが身につけた強さは、センスや練習量にも勝る
 彼らのモチベーションに裏打ちされた結果なのでしょう。個人でのスキルや
 経験において勝るとも劣らないメンバーを揃えたR④D1から、フルポイント勝利
 を奪うまでに実力をつけたReg1oNs。彼等がFINALに進出する事となれば、
 そこで起きる波乱はもはや波乱ではなく、彼等にとって当然の結果なのかも
 しれません。

以上の結果で終了しております。両チームの皆様お疲れ様でした。 

JAGL Round④ AGC official eo555 2009.5.28 PM 21:41   

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2009年5月21日 (木)

D-1 QL-12 「Next DimensioN」vs「OniWa BanSyu」

AGC2009 DivisioN-1 予選リーグ第12試合     2009.5.16 (SAT)

       「Next DimensioN」vs「OniWa BanSyu」

D-1第12試合目は、フルポイント完全勝利で単独首位の「Next DimensioN」(以下ND)
と、ここにきて好調をキープしている3位の「OniWa BanSyu」(以下OB)のファースト
ステージ4戦目。NDはリードを奪っているとはいえ、ここで負けるようなことがあれば
2位以下の足音が聞こえてきてしまい、今後の展開が苦しくなってしまう。一方のOBは
ここでポイント数を詰め、一気にトップ争いに参戦したい。両チームとも非常に大事な
試合となった。ただ、両エースとも不在のため当事者本人たちですらまったく予想が
できない状況にいると思う。この試合のレポートはBeckthがお伝えします。

ラウンド1 AGC2009 D-1TS  AGC Isoration03  
このMAPは予想通り両チームBR主体の戦法で始まった。先手を取ったのはND。今回
もこのまま独走するかに思われたが、着実に力をつけてきたOBも負けてはいない。
開始50秒ですぐさま逆転!さらに20秒後には逆に5カウント差を奪う展開。NDも少し
ずつ差を縮めるが、また離されてしまうなどなかなか攻めきれないでいた。だが、開始
より3分30秒、ついにNDが24対23と逆転。しかし、すぐに追いつくOB。一進一退の
攻防が続くが、両チームとも勝利カウントに近づいたころ、ついに43対38とNDが
5カウントのリードを奪う。ここでの5差はかなり痛い。中盤であればまだ逆転の可能性
も見えてくるが、終盤になってくると焦りが出てきてしまう。ここは是が非でも勝利を収め
次ラウンドに進みたいOBではあったが、7分14秒50対43でラウンドオーバー。惜しくも
敗れてしまったOBではあったが、展開にはかなりの手ごたえを感じているのでは
ないだろうか?このラウンド2度のダブルキルをとった Pym選手がMVPを獲得した。

WIN    「Next DimensioN」          50 (+15pt)
LOSE  「OniWa BanSyu」          43 

20090516_nd_vs_oniban_r1
MVP  Pym  (OniWa BanSyu)(5pt)



ラウンド2 AGC2009 D-1TS  AGC Isoration03

ラウンド1と同じく同MAPでのチームスレイヤー。前ラウンドで手ごたえを掴んだOBは
これを勝利し、イーブンで最終ラウンドを向かえたい。対するNDはエース不在でも
勝てる実力があるという事を他チームに見せつけるべくラウンド2が開始された。
同MAPでの2ラウンド目ということもあり両チーム地形をうまく利用しながら遠距離から
の攻撃でカウント数を稼いでいく。実力に差があまりない両チームのためこのラウンド
もかなり接戦で進んでいった。動き始めたのは開始より2分50秒時点。徐々に広がり
始めたカウント数がついに21対16とNDが5カウント差をつけた。何とかこれ以上広げ
させないためにかたまりながら攻めるOBだが、それが仇となり次々に倒されてしまう。
ランチャーも次々とNDに奪われ、ほか武器で応戦するも間に合わなかった。
序盤こそ僅差で抑えていたOBも集中が切れてしまったのか最終的には前ラウンドより
もはるかに差をつけられ50対36でラウンドオーバー。このラウンド3度のダブルキル、
両チームトップのカウント数で際立っていた Fomal haut15選手がMVPを獲得した。

WIN    「Next DimensioN」          50 (+15pt)
LOSE  「OniWa BanSyu」          36
 
20090516_nd_vs_oniban_r2
MVP  Fomalhaut15 (Next DimensioN) (5pt)



ラウンド3 AGC2009 D-1KING AGC THE PIT 5.1

このまま全ラウンド勝利で飾り首位の座を確実なものにしたいNDと、一矢報いて
ポイント数を稼ぎたいOB。オブジェクティブルールによりAGC PITにてKINGを両チーム
で選択。ラウンド3が開始された。NDのエースaKa BarK選手の代わりとなる
FB ZEPHYR選手が役割も同様に、ランチャーを取りに向かいまずは奪取する事に
成功。だが、すぐに奪い返され尚且つその隙にエリアも支配されOBが14カウント先取
した。すぐさまNDもグレネードを投げ込み応戦しエリアを支配するがなかなか安定した
カウント数を稼げない。このラウンドも序盤は接戦だがOBが常にリードを奪う形
となった。しかし、流れが変わったのが開始2分のエリア移動。この時点で42対30と
若干ではあるが遅れをとったNDだったが、このエリア移動を巧みに利用し、カウントを
稼いでいった。これが最終的には勝負の決め手となったように見える。OBはここを
踏ん張りきれなかったために、最終結果250対154と約100カウント差をつけられ敗北
した。MVPは今季初登場となったFB ZEPHYR選手が獲得。今回出場しなかった
aKa BarK選手にも良い報告ができるのではないだろうか。OBは決して3ラウンドとも
負けてしまうような内容ではなかった為、とても悔しさが残る結果となってしまった。
次の試合へモチベーションをどう維持するか、気持ちの切り替えが大変だと思う。
対してNDはエース不在にもかかわらず実力あるチームに勝利でき、FB ZEPHYRと
いう素晴らしい選手が代役として出てこれる以上、敵はいないのではないだろうか。
予選がリーグ戦だと言う事を考慮すると、このような選手がチームの大きな底上げに
繋がる事は明白だ。

WIN    「Next DimensioN」          250 (30pt)
LOSE  「OniWa BanSyu」          154

20090516_nd_vs_oniban_r3
MVP  FB ZEPHYR  (Next DimensioN)(5pt)

AGC2009 D-1予選リーグ 第12試合 最終結果 

「Next DimensioN」  170pt
「OniWa BanSyu」    84pt    



            
             Over lord Voice !!

Next DimensioN HeaVenScream選手
「勝てて良かったです。それだけです。


OniWa BanSyu 
X haibuu X選手
「いい試合が出来て良かったです。」

AGC official eo555

「NDとOniBan。互いに不動のエースが存在し、ここまでその活躍ばかりが
 目立ってきた両チームですが、今試合はそのエースが不在。試合は今までの
 両チームの戦いぶりと違う展開となるかに思えましたが、いざ始まるとその
 予想は良い意味で的中となりました。X SAPRISE X選手に代わり久々の
 登場となったyuichirow選手も然る事ながら、この日の試合で最も目立って
 いたのが今季初スタメンとなったFB ZEPHYR選手!その実力は、昨年
 FINAL BOUTのメンバーとして活躍していた頃をも上回る試合運びを見せて
 くれると同時に、チームNDの層の密度を改めて感じさせるものでした。そして
 ライバル不在の中、ここまで続いてきたNDのパーフェクト勝利を断ち切る事で
 その存在感を示したPym選手。まるでその場にいなかったaka BarK選手に
 対する挑戦状のようで印象的でした。この両者の対決が再び1st STAGE、
 FINALで見られる事を期待しています。」

以上の結果で終了しております。両チームの皆様お疲れ様でした。

JAGL Round④ AGC official eo555 2009.5.21 AM 0:05   

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2009年5月20日 (水)

D-1 QL-11 「Round④D-1」vs「SelfSECOM Sabrina」

AGC2009 DivisioN-1 予選リーグ第11試合     2009.5.15 (FRI)

       「Round④D-1」vs「Self SECOM Sabrina」

D-1予選リーグもこれが折り返しとなる第11試合目。この日の対戦カードは、個人
スキルの高さを生かせず結果を出せないRound④D-1と、同じくいまひとつ波に乗り
切れないSelf SECOM Sabrinaの一戦。両チームともここまでの前半戦を未勝利で
終えてきている為、これが互いに初勝利をかけた試合となる。ここで勝利を手にする
事でランキング浮上のきっかけとしたい両チーム。その背後にうっすらと忍び寄る
DivisioN-2トップチームの影・・・・。迫りくる危機を振り払うべく、まずは目の前の勝利
に集中だ!

ラウンド1 AGC2009 D-1TS  JAGA Narrows1.1  
Round④D-1とSelf SECOM Sabrina。昨年より友好度の高い両チームの対戦は、
互いに今季初勝利をかけた一歩も譲れない状況での試合となった。ロビーでの
和やかな雰囲気の中にも、ライバル関係にあるSabrina選手とnina選手のコメント
からは互いを牽制し合う言葉が伺える。激戦必至か!?その第一幕、JAGA
Narrows1.1でのチームスレイヤーが遂に始まった!立ち上がりでメンバー全員を
マップ中央へ向かわせる3Sに対して、R④はDIKZ選手をマンキャノンで一気に
相手陣地へ送り込み、3Sサイドのスナイパーを奪取するという策に出る。この策が
成功したR④。このまま支配権を奪いたいところだったが、直後に始まった乱戦に
巻き込まれてしまい、試合は1カウントを奪い合う接戦へ!マップ中央でのBR戦が
展開される中、確実にリードを積み重ねていったのはR④。試合を決めた要因は、
個人としてのリザルトではなく、まさにチームとしての役割を優先したリーダー
K 2the AgrrA選手の統率力にあったといえる。常に周囲と仲間の情報を収集し、
コントロールしているかのようなMVPリプレイが印象的だ。

WIN    「Round④D-1」          50 (+15pt)
LOSE  「Self SECOM Sabrina」          43 

20090515_r4_vs_3s_r1
MVP  K 2the AgrrA  (Round④D-1)(5pt)



ラウンド2 AGC2009 D-1TS 
JAGA Narrows1.1

1stラウンド同様開始からDIKZ選手を飛ばせたR④。そのDIKZ選手を乱戦から救う
べく、今回は遥か後方の自陣からvNeon選手が見事なスナイプアシストを見せ、
DIKZ選手をサポートする。これによって2本のスナイパー獲得に成功したR④は、
序盤のうちにリードを築き上げる。対する3Sは反撃の糸口を見つけようとするも、
マップ中央の支配権を奪われている事と、常に自陣に進入してくるR④選手との
間に挟まれる形となり、なかなかそのきっかけが掴めない。開始4分の時点での
両チームのスコアはR④ 35 vs 3S 17。このままでは終われない3Sは、4人の連携を
駆使し、この劣勢から抜け出す事に成功。再びマップ中央でのBR戦となるが、チーム
の援護を最大限に受ける形でそのポテンシャルを引き出されたsuper ryooooooo選手
が大量26カウントを奪う活躍を見せ、3Sの反攻を撃破!MVPとなったsuper ryooooooo
選手のオフェンス面を生かす策に出たR④が、今季のメンバー特性を生かした形で
勝利を勝ち取った。MVPリプレイでは残念ながら見る事ができないが、Narrowsという
MAPを把握し、裏を取られる可能性を断ち切るべく一人自陣のディフェンスに回った
DIKZ選手が、序盤のリードを支えていた事も付け加えておかなければならない。

WIN    「Round④D-1」          50 (+15pt)
LOSE  「Self SECOM Sabrina」          31
 
20090515_r4_vs_3s_r2
MVP  super ryooooooo (Round④D-1) (5pt)



ラウンド3 AGC2009 D-1KING AGC THE PIT 5.1

初のストレート勝利まであと1ラウンドと迫ったRound④は、ここでいつものように
vNeon選手に代わってnina選手を起用。オブジェクター投入で万全の体制を取る。
しかし、この交代を誰よりも意識したのは3SリーダーのSabrina選手。かつての仲間、
そして長年ライバルとして競い合ってきたnina選手の登場が、逆にSabrina選手、
そして3Sの闘争心に火を点けた!エリア移動が2分のターン制となるAGC D-1 KING
レギュレーション。THE PITにおけるその最初のエリア、マップ中央下層の支配に
成功した3Sはここで51カウントを奪うと、続く3S側のエリアでもバブルシールドを巧み
に利用してカウントを113まで伸ばす事に成功。なんとかオブジェクターnina選手を
エリアに送り込みたいRound④は中距離から援護を続けるが、エリアまでもう一歩と
いうところでSabrina選手がnina選手の前に立ちはだかるという、ライバル対決を絵に
書いたような展開!その後更に激しさを増したエリア争いは、一時Round④が29
カウント差にまで詰め寄るが、このラウンドの3Sは今季最高と言える程のチーム
プレイを見せ、最後まで逆転を許さなかった。3S遂にラウンド初勝利!!MVPを
獲得したのがあらゆる意味でキーマンとなったnina選手というところが面白い。

WIN    「Self SECOM Sabrina」          250 (30pt)
LOSE  「Round④D-1」          200

20090515_r4_vs_3s_r3
MVP  nina  (Round④D-1)(5pt)

AGC2009 D-1予選リーグ 第11試合 最終結果 

「Round④D-1」          145pt
「Self SECOM Sabrina」          79pt(
104pt-25pt)    

※チームSelf SECOM Sabrinaが当日選手登録したプレイヤーを試合で起用しました
  ので、大会規定に則り、チームSelf SECOM Sabrinaの予選リーグ獲得ポイントを
  -25ptとします。また、ペナルティを承知の上で新規登録選手を起用していただき、
  そのお陰で無事試合を行う事が出来た事に対して、運営陣一同、この場を借りて
  御礼申し上げます。
  チームSelf SECOM Sabrinaの皆さん、ご協力ありがとうございました。

            
             Over lord Voice !!

Round④D-1 nina選手
「面白かったですね、本当に!オブジェクトでは3Sにリードを奪われっぱなしと
 いうのが悔しかったですが、最も多く倒したプレイヤーがSabrina選手だった
 ので、満足です。もう、ね、満足!


Self SECOM Sabrina 
matu1216選手
「ここまで何試合も行ってやっと勝ち取った初勝利!本当に良かったですし、
 チームでの勝利という事で嬉しいです。最初のリード生かして最後は力押し
 という感じでした。あと、試合が出来たのはRainasuさんのお陰です。
 ありがとう!」


AGC official eo555

「今日はR④と3Sという個人的に馴染みの深いチーム同士の対決という事で、
 とても楽しみにしていました。互いに初勝利をかけた一戦で、どちらに軍配が
 上がるのかと気になっていましたが、結果的に言えばどちらにも上がった
 感じで・・・・なんともフレンドリーな一戦になったなぁと(笑)ですが、そんな
 外野の感想とは裏腹に、試合内容は両者とも今季最高の仕上がりを見せて
 くれたと思います。特にR④は、今まで課題となっていた連携という部分での
 成長が見られ、それが勝因となった気がします。super ryooooooo選手が
 2ndラウンドで26カウントも奪う活躍を見せてくれましたが、リーダーである
 K 2the AgrrA選手、そしてDIKZAthenaAres選手という国内を代表する
 プレイヤー2名が、あえて前戦に出ずにサポートや情報共有に徹するという
 チーム力の上に成り立った結果である事は言うまでもありません。そして、
 あり過ぎる程の個性を放つ3者にバランスをもたらすvNeon選手とnina選手。
 このバランスがより上のレベルで保たれる事がR④D1浮上の今後の鍵と
 なるでしょう。
そして遂に初勝利を手にした3S。オブジェクトラウンドで見せた
 チーム力は、正直「3Sってこんなに強かったんだ!」と再認識させられる程
 でした。このモチベーションとテンション?が維持できれば、次戦以降の彼等
 の活躍にも期待がかかるというもの。3Sが毎戦nina選手を倒す勢いで試合を
 行っていったならば・・・・D-1に波乱を呼ぶ存在になるかもしれませんね」

以上の結果で終了しております。両チームの皆様お疲れ様でした。

JAGL Round④ AGC official eo555 2009.5.20 PM 21:31

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2009年5月14日 (木)

D-1 QL-10 「Trash BOX」vs「Lower Reg1oNs」

AGC2009 DivisioN-1 予選リーグ第10試合     2009.5.9 (SAT)

           「Trash BOX」vs「Lower Reg1oNs」

D-1予選リーグ第10試合。日程上進行が最も遅いTrash BOXは、これが2試合目と
なる。対するは前戦でinfected ZOAから第1ラウンドを奪うも逆転を許してしまい、
初の勝ち越しがおあずけとなっているLower Reg1oNs。Reg1oNsにとっては開幕から
続いた3強との3連戦の締めくくり。急成長中の新勢力はこの試合から何を吸収する
のか?そして初戦で3Sからフルポイントを奪う見事な勝利を見せたTrash BOXは、
この試合で暫定トップを走るZOA、そしてNDとの差を一気に詰めたいところ。3Sを
翻弄したTBマジックにReg1oNsはどう立ち向かうのか?ここまでの成績から見ると、
Trash BOXが若干優位だが、Reg1oNsの成長力を考慮すると両チームの戦力レベル
もはやほぼ同等と見てもいいだろう。激戦は必至だ。


ラウンド1 AGC2009 D-1TS  JAGA Narrows1.1  
この日、スターティングメンバーからリーダーLaLaLa RascaLLL選手を外すという意外
な策に出たTrash BOX。これが今日の結果にどういう影響を与えるのか?まずは
立ち上がり。Narrowsでキーとなるスナイパーを担当するのはReg1oNsがhajime0088
選手、そしてTBがhirayamaX0選手。しかし一足早くスナイパーを手にしたhajime0088
選手がhiraymaX0選手にワンショットも撃たせる事無く狙撃に成功!まずは3強TBに
対するReg1oNsの挨拶といったところか。両チーム共にMLGルールでの経験も豊富で
ある事を伺わせるのような巧みなBR技術を見せ、中盤を過ぎても全くの互角。1Kを
奪い合う接戦が続く。試合が動いたのは開始から4分を過ぎた頃。自陣に飛び込んで
きたxLASTx選手を討ち取ったJ1Gsawwwwww選手が、その足でデフォルトに復活して
いたスナイパーを奪取。立て続けにTrash BOXから2ダウン奪うと、その後も後方から
的確な援護。これに呼応するかのようにTBを相手陣地に押し込む事に成功した
Reg1oNsが、一気に流れを味方につけて試合を決めた。ZOA戦に続いて今回も
1stラウンドを勝利したReg1oNs。この勢いを繋げられるか!MVPはこちらもZOA戦に
続いての獲得となったRYUTA JP選手!

WIN    「Lower Reg1oNs」          50 (+15pt)
LOSE  「Trash BOX」          37 

2009509_tb_vs_lr_r1
MVP  RYUTA JP  (Lower Reg1oNs)(5pt)



ラウンド2 AGC2009 D-1TS 
JAGA Narrows1.1
良い形で1stラウンドを終えたReg1oNs。このまま勝ち越しを狙いたいところだったが、
序盤で早くもTBに掴まってしまう。単独行動が見られるようになってきたReg1oNsを
一人ずつ丁寧にチームで討ち取っていくTrash BOX。これによってリスポーンが重なり、
思うような連携が取れなくなったReg1oNsは、1対2~3という構図を強いられてしまう
展開。ここにきてTrash BOXが初戦で見せた強さを発揮!3Sに続き、Reg1oNsをも
術中にひきずり込んでしまう。これに抗うかのように、なんとか体制を立て直そうとする
Reg1oNsだったが、最後はNabe2選手がRYUTA JP選手を1 on 1で討ち取りラウンド
オーバー。これでラウンドカウントは1 vs 1!勝負は3rdラウンドのオブジェクティブへ
持ち越された。1stラウンドで初黒星を喫してしまったTBだが、これで流れを掴んだか?
MVPはTBのエースhirayamaX0選手。

WIN    「Trash BOX」          50 (+15pt)
LOSE  「Lower Reg1oNs」          40
 
2009509_tb_vs_lr_r2
MVP  hirayamaX0 (Trash BOX) (5pt)



ラウンド3 AGC2009 D-1BALL AGC THE PIT 5.1

ここまでの獲得ポイント差はわずかに3pt。ルール選択権を得たReg1oNsはBALLを
指定。Trash BOXのMAP指定はAGC THE PIT 5.1。この組み合わせは果たしてどちら
のチームを勝利へ導くのか?まずリードを奪ったのはTrash BOX。BALLと同時に
ランチャーの奪取にも成功し、守りを固める。が、3人が同時にS2から攻めるという
意表を付く策に対応が遅れ、BALLはReg1oNsの手に。Reg1oNsはそこからセオリー
通りワープを使い2Fへ持ち込む。通常であればこれで大量リードが約束されるはず
なのだが、相手はTB。エースhirayamaX0選手が爆発物を巧みに利用し、逃げ込んだ
オブジェクターJ1Gsawwwwww選手をあっさりと撃破。これは見事!そこから一気に
100カウントものリードを奪ったTBだったが、Reg1oNsもオブジェクト初勝利に向けて
反撃の手を緩めない。150カウント過ぎで逆転に成功し、勝利まであと一歩と迫るが、
THE PITでのオブジェクトというシチュエーションをより把握していたのはTrash BOX。
その差が勝負の決め手となり、再度リードを奪われたReg1oNsの手にBALLが
握られる事は無かった。「PITじゃなければ勝てていたかもしれない」と悔しさを
あらわにしたのはリーダーVeX4tioN選手。チームスレイヤーラウンドのわずか3pt
のリードが逆にReg1oNsの命取りとなってしまった。が、好勝負を行えたのは事実。
敗北を喫しつつもMVP5ptを捥ぎ取ったところに勝利への執念が感じられる。

WIN    「Trash BOX」          200 (30pt)
LOSE  「Lower Reg1oNs」          178

2009509_tb_vs_lr_r3
MVP  VeX4tioN  (Lower Reg1oNs)(5pt)

AGC2009 D-1予選リーグ 第10試合 最終結果 

「Trash BOX」   137pt
「Lower Reg1oNs」    115pt    



            
             Over lord Voice !!

Trash BOX xLASTx選手
「今回はチームでの練習をする際にメンバーが全員集まる事が無かったの
 ですが、フレンドの皆さんに協力してもらいながら試合に備えてきました。
 勝てたのはフレンドの皆さんのお陰だと思います。ありがとう!!


Lower Reg1oNs 
RYUTA JP選手
「この試合は本当に勝ちたかった試合!悔しいです。1ラウンド目を奪えた事が
 逆に油断を生んだのだと思います。次の試合は何としても勝ちます!」


AGC official eo555

「今回はポイントランキングで僅差での争いとなるであろう2チームの組み合わせ
 だったので、非常に楽しみな一戦でした。そしてその期待を上回る接戦!
 1stラウンドのReg1oNsの見事な勝利から、2ラウンド目でまたしても見せた
 TBの独特なスタイル。そして勝負を決めたオブジェクティブでの大接戦と、
 どのラウンドも見所があったと思います。今回のような良い試合は関係者に
 留まらず、もっと幅広いゲームファンの目に触れて欲しいものです。そして、
 そんなファンの声援を受けられるようになった時の彼等のパフォーマンスは、
 きっとこの試合よりももっと素晴らしいのではないでしょうか。初勝ち越しが
 またしてもお預けとなったReg1oNs。そしてOniBan同様トップを走る2チーム
 へ追撃体制を整えたTrash BOX。今後の彼等の試合次第ではD-1は更に
 激戦となってゆくことでしょう!両チームの皆さん、お疲れ様でした。次戦も
 AGCを訪れて下さる皆さんに良い試合を見せてあげて下さい!」

以上の結果で終了しております。両チームの皆様お疲れ様でした。


JAGL Round④ AGC official eo555 2009.5.13 AM 0:16

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2009年5月13日 (水)

D-1 QL-9 「Next DimensioN」vs「Self SECOM Sabrina」

AGC2009 DivisioN-1 予選リーグ第9試合     2009.5.8 (FRI)

     「Next DimensioN」vs「Self SECOM Sabirna」

D-1第9試合目は、前節1ラウンドを落としたZOAに差をつけるべくフルポイントを
取って、暫定ではあるが単独首位を掴みたい「Next DimensioN」(以下ND)と依然
1ラウンドも取れず最下位に甘んじている「Self SECOM Sabrina」(以下3S)のファースト
ステージ3戦目。現段階では実力に差があるかもしれないが、一矢報いて今後の展開
を面白くしてもらいたい注目すべき試合となった。この試合のレポートはBeckthが
お伝えします。

ラウンド1 AGC2009 D-1TS  AGC Guardian06  
このラウンド、NDの独壇場となる。開始から猛攻をかけるND。常に先手を取り3Sに
一寸の隙も与えないほどにKILL数を重ねていく。開始1分40秒の時点でのスコア 
ND16に対して3Sは6と早くも10KILL差。MAPを考えて遠距離より攻撃する者、近距離
で攻めていく者と役割がはっきりさせあえて固まらずに個々で攻めて行く戦法を選択
したかのような動きのND。だが、まだまだ始まったばかりここから立て直しを図り、
少しでもスコアを縮めたい3Sではあるが、破竹の勢いでどんどんKILL数を重ねていく
NDを止めることができず2分13秒時点で15KILL差。3分17秒時点で20KILL差とさらに
広げられてしまった。結局縮めることができず、ND50対3S24とダブルスコアでラウンド
オーバー。両チーム通じてトップのカウント数を出したaKa BarK選手が3試合連続
5度目のMVPを獲得し次のラウンドに向かう。

WIN    「Next DimensioN」          50 (+15pt)
LOSE  「Self SECOM Sabrina」          24 

2009508_nd_vs_3s_r1
MVP  aka BarK  (Next DimensioN)(5pt)



ラウンド2 AGC2009 D-1TS  AGC Guardian06

ラウンド1と同じく同MAPでのチームスレイヤー。NDの猛攻は止まらない。開始10秒で
3カウント、1分13秒時点ではラウンド1を上回るハイペースで10カウント差をつけた。
試合中盤には余裕さえ感じられる展開となってしまった。なかなか攻めきれないでいる
3Sも奮闘するがまるで歯が立たない。良いように試合運びをされてしまい、自分たちの
ペースをまったく掴めぬまま3分43秒でラウンドオーバー。前ラウンドと同じようなスコア
ND 50対 3S 26となってしまった。武器の使い方が違うのか、このラウンドもMVPを獲得
したaKa BarK選手は珍しく近距離武器を積極的に用いて次々に相手をなぎ倒す。
一方3Sの選手は殆どが近距離でもBRで攻撃をするため、1on1の場面でも相手に
当たる頻度が違う事によりことごとく負けてしまった。

WIN    「Next DimensioN」          50 (+15pt)
LOSE  「Self SECOM Sabrina」          26
 
2009508_nd_vs_3s_r2_2
MVP  aka BarK (Next DimensioN) (5pt)



ラウンド3 AGC2009 D-1KING AGC THE PIT 5.1

勢い良く全ラウンド勝利で飾りたいNDと何とか初のラウンド勝利を目指したい3S。
オブジェクティブルールによりKINGを選択。前2ラウンドともBR等中遠距離の武器を
多様してきた3Sはやはり接近戦より距離をとった攻撃のほうが得意なのかMAPに
AGC PITを選択して3ラウンド目が開始された。まずは各々得意武器の調達に向かい
比較的静かな立ち上がりを見せる。ここでもNDはチームの役割分担が本当にしっかり
と成されている。最も相手チームに取られたくないランチャーへ1on1にめっぽう強い
Bark選手を味方は全幅の信頼を寄せ向かわせる。おそらくここで負けない限りNDは
試合序盤の計算が狂うことはないのであろう。他の選手は四方に散りビームライフル
を確保しつつエリアへ向かってくる敵を倒して行く。ここで1on1に勝利しランチャーを
手にしたBarK選手がエリアを支配する。多数で攻められても1発で跳ね飛ばすことが
できる武器を持ったチームはやはり強く、いきなり20カウントを奪取。なんとか突き
放されまいと阻止した3Sのsabrina選手も飛び込んでくるグレネードにシールドを
剥がされ、せっかく奪ったランチャーを活かす前に倒されてしまう。復活したBarK選手
がエリアへ戻るとそれまで支配していた仲間はエリア外へ。この作戦が見事にはまり
開始より5分後に135対35と100カウント差をつけ優位に試合を進めたNDは、終盤に
少し作戦を変更する。敢えて相手にエリアを支配させ、周りの敵から潰して行きながら
最後の一人を攻め立てるといった行動に移し、カウント差は最終的に250対83となり、
NDが大差で勝利した。このラウンドでもMVPを獲得したaKa BarK選手は初戦以来、
2度目のトリプルクラウンを達成。ここまで差があるものなのか。各選手のリプレイを
見てみると決して3Sが悪い動きをしているようには窺えない。1ラウンド、2ラウンドは
むしろNDよりも連携しあいながら攻めていたように見えた。しかし、個人の実力が
違うのか結果はこれだけの差がついてしまった。aKa BarK選手を止める選手は
現れるのか。Next DimensioNをとめるチームは現れるのか。今後がとても楽しみに
なってきた。

WIN    「Next DimensioN」          250 (30pt)
LOSE  「Self SECOM Sabrina」          83

2009508_nd_vs_3s_r3
MVP  aka BarK  (Next DimensioN)(5pt)

AGC2009 D-1予選リーグ 第9試合 最終結果 

「Next DimensioN」   165pt
「Self SECOM Sabrina」    90pt    



            
             Over lord Voice !!

Next DimensioN Fomal haut15選手
「チームランキングに関しては特に意識せず、今回も練習を重ねてきました。
 開始後の動きはチームで決めていたのですが、いざ始まると肝心のBarK
 さんが打ち合わせ通りの動きをしてくれなくてビックリしましたね(笑)


Self SECOM Sabrina 
PEUGEOT206選手
「どうもこうもフルボッコですね~。次回のR④戦は頑張りますよ!勝ちます!
 2ラウンド目は勝ち負け以前にダブルスコアを何としても防ごうとチームが
 一つになりました。


AGC official eo555

「遂に単独トップに立ったNext DimensioN。ZOA、そしてTrash BOXがそれぞれ
 1ラウンドを落とした事により、唯一の無敗チームとなりました。技術、経験、
 モチベーションと隙の無い強さを見せるND。この快進撃を止めるチームは
 何処になるのか?快進撃と言えばエースaka BarK選手!早くも今季2度目の
 トリプルクラウン達成という快挙を成し遂げ、絶対的な強さを見せています。
 このような選手が早く表舞台に立てるよう努力するのがAGCの役割でもある
 と改めて感じました。そして3連敗となった3Sですが、決して彼等がD-1の
 レベルに達していない訳では無く、むしろ今季の彼等を取り巻くレベルが
 凄まじい勢いで上がっていっているのだという事を認識しなければなりません。
 しかし、彼等が今季掲げた目標があくまでも優勝である以上、残り3戦の
 間にこのレベルに達することが3Sに課せられた最低限の条件。メンバーは
 HALO2で一時代を築いた名プレイヤーばかりなので、今後の3Sの活躍に
 期待していきたいと思います。次戦はR④戦ですから良い試合をしましょう!

以上の結果で終了しております。両チームの皆様お疲れ様でした。


JAGL Round④ AGC official beckth 2009.5.12 PM 23:13    

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2009年5月 7日 (木)

D-1 QL-8 「Round④D-1」vs「OniWa BanSyu」

AGC2009 DivisioN-1 予選リーグ第8試合     2009.5.2 (SAT)

           「Round④D-1」vs「OniWa BanSyu」

D-1予選リーグ第8試合は、是が非でも1勝をもぎ取りたいR④D-1と、前戦の勝利
から勢いに乗りたいOniWa BanSyuのカード。今試合が今後のモチベーションにどの
ような影響を与えるか。それは言わずとも感じていることであろう。力が拮抗している
両チームだけに、面白いゲームになるのは間違いない。昨年度からのライバル関係
にあるチーム同士、ここはプライドのぶつかり合いとなる。尚、今試合のレポートは
Beckthがお伝えします。

ラウンド1 AGC2009 D-1TS  AGC Guardian06  
開始から猛攻をかける両チーム。先手を取ったのはR④D1。2ダウンをとった後、
更に畳掛けるようにカウント数を伸ばしていきたいところだが、そのままリードを
奪われてゆくOniBanではない。両チームとも近距離戦が多い展開となり、開始より
3分の段階では僅かながらOniBanリード。試合毎に着実に連携が揃ってきた感の
あるR④D1だが、未だコミュニケーションが整っていない様子だ。追いついては
放され、また追いついては放され、一進一退の攻防が続いていく。その差はわずか
3~4カウントと、チャンス次第でいつでも逆転が可能な数字であったが、後半に
入り、徐々に差をつけていったのはOniBan。開始5分時のスコアはOniBan 39 対
R④D1 32と7カウント差に。終盤にかけて更にその差が顕著となり、最終スコアは
OniBan 50 対 R④D1 39と11カウント差でラウンドオーバー。何度かあったチャンスを
生かせず惜敗してしまったR④D1だが、両チーム合わせてトップスコアを残した
super ryooooooo選手が今季初MVPを獲得した。

WIN    「OniWa BanSyu」          50 (+15pt)   
LOSE  「Round④D-1」          39 

2009502_r4_vs_oniban_r1
MVP  super ryooooooo  (Round④D-1)(5pt)



ラウンド2 AGC2009 D-1TS  AGC Guardian06

ラウンド1と同じ試合形式での2試合目。今回も先手をとったのはR④D1。開始2分の
時点で4カウント差でリードを奪う。このまま初勝利に向けて突っ走りたいR④D1では
あったが、このラウンドのMVPになったOniBanの新エースxxSAPRIZExx選手のワープ
ソーンとグレネードを巧みに利用した作戦に翻弄され、再度逆転を許してしまう。
xxSAPRISExx選手は特にグレネードの使い方が秀逸で、その精度も然ることながら、
味方の連携をサポートする一投が特に目立っていた。この活躍によってOniBanが
ラウンド1に続き、50対41と勝利した。

WIN    「OniWa BanSyu」          50 (+15pt)
LOSE  「Round④D-1」          41
 
2009502_r4_vs_oniban_r2
MVP  xxSAPRIZExx  (OniWa BanSyu) (5pt)



ラウンド3 AGC2009 D-1KING AGC THE PIT 5.1

このままの勢いで全ラウンド勝利したいOni Banと何とか初勝利を奪いたいR④D1。
このラウンドでも先手を取ったのはR④D1。20カウントを幸先良く取得するが、エリア
キープの陣形が固まっていなかった為、OniBanがエリアを奪い返す展開。しかし、
R④もそこは譲らず、60カウントまでは互角の争いとなった。エリアが移動する度に
最初に支配するR④D1ではあるが、逆にその度に高い位置へX haibuu X選手を
移動させ、相手を事前に叩く作戦を取ったOniBanが徐々に優勢となってくる。中盤、
それでもなんとか喰らいついていくR④D1ではあったが、OniBanから支配権を奪い
返すにはあと一歩及ばず。250対201で約50カウント差をつけ勝利した。ラウンド1に
続いて今ラウンドでもMVPを獲得したsuper ryooooooo選手は素晴らしかったが、
チームとして1ラウンドも取れなかったのは非常に残念な結果となった。対する
OniBanは前戦に続き連勝で、益々調子が乗ってきたところだろう。次もこの勢いで
ポイントを積み重ねていければ、下馬評を覆す事ができるチームになる可能性が
最も高いチームかもしれない。

WIN    「OniWa BanSyu」          250 (30pt)
LOSE  「Round④D-1」          201

2009502_r4_vs_oniban_r3
MVP  super ryooooooo  (Round④D-1)(5pt)

AGC2009 D-1予選リーグ 第8試合 最終結果 

「OniWa BanSyu」   165pt
「Round④D-1」    90pt    



            
             Over lord Voice !!

OniWa BanSyu TAKAFUMI BEGINS選手
「今回もチームの皆が頑張った結果だと思います。良かったです、はい。


Round④D-1 
super ryooooooo選手
「・・・・いや、ちょっと・・」
 
※よほど悔しかったようです。。次こそ初勝利!頑張れ!!by eo555

AGC official eo555

「昨年度はIAで活躍していたK 2the AgrrA、DIKZ AthenaAresの両選手に
 とってOniWa BanSyuという相手は勝利を予感させるものだったのかも
 しれません。ですが、いざ蓋を開けてみればモチベーションと勢いに勝る
 OniWa BanSyuのストレート勝利!INn4TE AV1L1TYという名前が相手では
 なくとも、OniBanのメンバーにとっては昨年度セミファイナルのリベンジを
 果たせたという感があったのではないでしょうか?実際今季からOniBanの
 リーダーとなったPym選手が、開幕からしっかりとチームのまとめ役としての
 責任を果たしており、技術的な事もそうですが、何より精神的な成長を
 感じる事ができます。それが今回の結果に繋がった、という事でしょう。今季
 最注目のルーキー
xxSAPRISExx選手の活躍や、安定した強さを持つ
 TAKAFUMI BEGINS選手、X haibuu X選手、そして控えにはチームの創設者
 であるyuichirow選手と、信頼のおける仲間を得た参戦2年目のOniBan。
 次戦も更なる活躍が予想されます。そして精力的な活動を続けながらも
 チームでの練習にあえぐsuper ryooooooo選手を筆頭に、ここでもあと一歩
 の歯車が噛み合わなかったR④D1。コミュニケーション、連携の成熟、チーム
 としての信頼と、課題はまだ山積みの様子。リーダーK 2the AgrrA選手の
 統率力、そしてモチベーションが未だ試されている状況ですが、個人の才能
 という面では本当に優れた選手が揃っているので、ここからの奮起に期待
 しています!まずは1勝!頑張って下さい!!

以上の結果で終了しております。両チームの皆様お疲れ様でした。


JAGL Round④ AGC official beckth 2009.4.28 PM 23:20

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