2012.09.27
ここ数日は東京ゲームショウの手伝い等
でAGCの直接の作業は進んでません
でしたが、会場ではe-sportsの大会を見る
ことが出来たので今回はその模様と感想
をお伝えします。
今年のTGSはご存じのようにマイクロソフトの出展が無かった為、例年のように
レビューするタイトルを吟味する事もなく淡々とこなしていた印象があります。
タイトル数が少なかったのは正直残念ですが、その分時間にも割と余裕があった
ので、いつもは見る機会がほとんど無いSONYのブースや各ブースのイベント等を
見て回る事ができました。
中でも今季の会場で目を引いたのがe-sportsの大会。昨年はCyACさんのブース
だけで行われていたe-sportsの大会(闘劇はあったかな)ですが、今季はホール1
の一区画に大きなセットを組んだe-sports大会「Cyber Games Asia(CGA)」の会場
が出現。一般入場口からは一番遠いホール1
ですが、この規模の大きさはスゴイの
一言!入口近くだったらもっと観戦者
は増えたかも?
CGAの大会はビジネスデイには
行われず、一般公開日のみの開催
でした。
更にCyACさんも昨年に引き続き出展し、こちらはこちらで大会があるなど、
大手ブランドが規模を縮小してゆくTGS会場において一番元気なカテゴリーだった
ような気がします。当然自分の立場としてはAGCの今後を重ねて見ずにはいられ
ない訳で!どちらかというと試合結果よりも会場の構成やイベントの進行、見せ方
等を見学してきた訳ですが、どれも参考になる事ばかりでした。こちらはCyACさんのイベントブース!
MLGみたいでカッコイイですね。
選手と観戦者の距離がかなり近い
ので、声援はかなりダイレクトに届き
ます。チームや選手のファンには
最高のプラチナシート。実況解説者
の設備は如何に?と思い、ぐるっと
一回りして実況席を探してみたものの
見つけられず。結局何処でどのように
して実況していたのかはわかりません
でした。残念!
CyACブースにて行われたイベント日程は以下の通り。
Asia e-sports Cup StarCraft2
(参加国 日本・インド・ベトナム・タイ+マレーシア・シンガポールまたは
インドネシア・フィリピン+ニュージーランド・台湾・オーストラリア)
9/20~21日予選 22日決勝
Asia e-sports Cup Counter-Strike1.6
(参加国 日本・インド・シンガポール・マレーシア)
21日予選 23日決勝
e-sports日本選手権2012 Alliance of Valiant Arms
22日決勝
e-sports日本選手権2012 Call of Duty4:Modern Warfare
23日決勝
今年のCyACさんのブースはDELLのゲーミングPC「ALIENWARE」が所狭しと
並んでいたのが印象的でした。黒を基調としたブース内においてALIENWARE
の特徴でもある怪しい発光がステージを彩り、派手なのに上品な感じのステージに
仕上がっていてとてもカッコよかったです。これはブース全体の雰囲気づくりにも
大きく貢献しているように見えました。
昨年との大きな違いはステージがあった事と、それに伴って観客の観戦スペースを
大きくとっていた事。つまり多数のギャラリーを意識したブースレイアウトになって
いた事です。これはとても重要ですし、興味深いですね。CyACさんの勢いが今どれ
程のものなのか一目でわかる、その最も顕著な証である気がしました。
当然会場も盛り上がっていて、コンシューマーのゲームファンがメインだったTGSに
新たな層を呼び込んでいたと思います。これだけカッコよくてギャラリーの雰囲気も
出来上がっているとなると、選手のテンションは当然最高潮!MLGばりの大声で
連携(たぶん)が取られていました。※何語かわからないのでたぶんです。。。。
当たり前ですが、選手は皆超本気です!!
Counter-Strike1.6大会の様子。
写真で見ると地味かもしれませんが、
会場は実況解説や周囲のギャラリー
の声等でかなり熱気がありました。
海外等に比べると声援は少ないかも
しれませんが、見る方や応援する方
にとっても慣れが必要かもしれない
ですね。
プロスポーツのように普通に声援を
送りながらe-sportsを見られる日まで
はもう少し、かな?
そしてホール1でバンダイナムコに勝るとも劣らない規模を陣取っていた
Cyber Games Asiaのステージで行われた大会は以下の通り。
サドンアタック・日韓エキジビジョンマッチ2012
22日
ぷよぷよ学生王決定戦
23日
FIFA 2012 Champion Tournament in TGS
23日
イベント内容だけを見るとCyACさんの方が魅力的な気がしますが、ステージが
大規模で設備が超本格的という事もあり、ギャラリーの盛り上がりっぷりはコチラの
方が上でした。
自分がしっかりと観戦できたのは22日サドンアタックの第4戦だけだったのですが、
大画面に合わせた実況と解説が的確かつわかりやすく、サドンアタック未経験の
自分でも大体の流れを把握出来る程だった為、非常に楽しむ事が出来ました。
これは今後AGCでHALOを広めてゆく上でも大きなポイントになると思います。
更に各選手前には選手と同じ画面が客席側にも映し出されるモニターまで設置
されており、サドンアタックのプレイヤーであれば各選手の動きやエイムテクニック
までをも堪能することが出来た事でしょう。MLGで見るアメリカンサイズの予選会場
こそ無いものの、決勝ステージにおいてはMLGよりも豪華な設備だったように
感じます。ギャラリー席も大きく用意されており、ざっと
数えた客席数は350程。立ち見のギャラリー
も含めると大体400名程はゆうに観戦できる
スペースでした。これはスゴイ!
今季のTGS出展料は3×3メートルの
一小間が28万円(エー!?)との事
なので、それを換算すると・・・・
これもスゴイ!
お金の計算するのは野暮ってものかも
しれませんが、主催側としては当然気に
なる数字です。
TGS一小間分の予算でオンライン大会をやったら結構豪華なイベントが出来て
しまう気がするのはまだまだウチが小規模だからなんでしょうね、きっと。
実際AGC初年度の初期投資分と運営費がこの3分の2程度でした。
どちらの大会もMLGで見るような会場構成だったので参考になったと同時に、
方向性としても正解である事を確認できた感じです。やっぱりオフライン会場での
大会は配信や動画での観戦の数倍、選手のプレイや盛り上げ方次第では数十倍
の楽しさや熱気がありますね。自分も各タイトルの知識はほとんど無かったのに、
会場の雰囲気や実況に乗せられて「ぉおー!!」とか言ってしまう場面もありました。
この雰囲気に自分達の方向性や選手の想いをうまく乗せた上で、今後予定されて
いるAGCイベントの全体像を更に磨いていきたいと思います。まずはスタッフに
これを上手く伝えるのが自分の役目。
同じ想い、同じスタート地点に立った上で各々の意見を出していきたいですね。
まだ具体的な事を発表するには至りませんが、生まれ変わるAGCを皆さんに
お見せできる日が一日でも早く来るように引き続き頑張りますので、よろしくお願い
します。なんてったって今の準備の段階で既に予算を一小間分以上使ってるので、
スタート地点に立つ前から後ろは断崖絶壁な感じ。もう後戻りはできないので、
ここからはひたすらやるだけ!!ですね。
ちなみに・・・・
閉場直前にRazerのブースで歌われていたラップが未だ耳から離れません。
「イッチバァン!イッチバァン!イッチバッンレェイッツァー!(×3)」
見せたい。ここだけでも動画で見せたい。緑のイメージカラーがカッコイイRazerの
ブース。イッチバァンレェイッツァ!
会場で配っていたバッグも超クール!
もう少し気軽に買えるようになると
いいなぁ。
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